大石病院通信

広島県福山市川口町の大石病院です

内臓脂肪ダイエット6


内臓脂肪ダイエットを始めたのが昨年のGW明けからだったのでちょうど一年が経ちました.そこで振り返りをしてみたいと思います.

ダイエットも維持期となり生活は変化していませんが飲酒量が段々と,もとに戻ってきています.週2日休肝日だったのが週1日になってしまいましたが体調はまずまずです.筋トレとランニングも同じようにやっています.懸垂は20回をキープしています.あとは歩いていけるところはなるべく歩くようにしています.車に乗るのは最小限です.

しかし50を過ぎて年相応の変化は避けられません.常にあちこちが痛いのですが今は腰痛があります.長時間座ったりすると立ち上がるときが痛いです.手術も長時間になると術中にストレッチなどしています.膝も良かったり悪かったりですがなんとか走れています.また調節力が落ちてきたため老眼が始まっています.遠近両用のメガネにしましたが本を読むときや抜糸などの処置をするときに結構苦痛です.手術のときはルーペも使うようになりました.また,歯の詰め物がとれたので数年ぶりに歯科に行ったら虫歯が3本見つかって2ヶ月位通院しました.まあ,仕方ないですが・・・歳を感じます.

でも,いいこともあります.それはダイエットしたことでファッションに対してまた,興味が復活しました.腹が出ていたときは興味がなくなっていたのが服のサイズが変わることでファッション雑誌なども買うようになりました.現在スーツとコートをオーダーして届くのを楽しみに待っています.コートが着られるのは冬になってからですが待ち遠しいです.

それでは最新の内臓脂肪測定結果をお見せします.

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比較のために去年の5月7日ダイエットを始めた日のCT画像です.赤い部分が内臓脂肪で青い部分は皮下脂肪です.真っ赤っ赤ですね.

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ダイエットを初めて3ヶ月,内臓脂肪も皮下脂肪も減少しています.

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6ヶ月目,さらに内臓脂肪が減少しました.皮下脂肪はほとんど変化ありません.

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グラフにすると下図のようになります.初回,内臓脂肪面積(VFA)が190.5平方センチと診断基準が100平方センチ以上がメタボだとするとおよそ2倍もあります.これをみて戦慄が走りました.

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3ヶ月後,123.6平方センチと減少しています.あと少しという感じです.

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6ヶ月後,88.1平方センチと診断基準を下回りました.BMIの変化はわずかです.

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一年後もさほど変化はありませんでした 全脂肪面積(TFA)は前回とほぼ一緒ですが,わずかながら内臓脂肪は前回より減少,皮下脂肪は僅かに増加しています.体脂肪率が17%あたりを行ったり来たりしているのでこれ以上は増えないようにキープするというのが現在の方針です.体脂肪を減らしてしまうと免疫力が低下してしまうためスタイルを気にして落としすぎるも良くないのです.内臓脂肪ダイエットは継続していきたいと思います.