病院待合室に、今年も七夕飾りをしました。手作りの笹には願いを込めた短冊をつるし、天の川には彦星と織姫を飾っています。噂によると、この二人の距離は日を追うごとに近づいているとか。
彦星と織姫が出会うためには、天の川に橋を架けなくてはいけません。その役を担ったのはカササギという鳥です。翼を広げて橋となり、二人が出会うことを助けたとされています。
カササギは百人一首にも詠われています。
「かささぎの 渡せる橋に 置く霜の 白きをみれば 世ぞふけにける」中納言家持
短冊に新型コロナの一日も早い収束の願いを込めたいと思います。