7/6(土)のオレンジ食事会の様子をお届けします。
今回のテーマは「外食」でした。今回はあるお店に協力していただき、みんなで外食をしました。
お店は大石病院から約徒歩1分(もかからないかもしれません)のところにある「アップルスパイス」さんです。「ここのランチは野菜がたくさん使ってある」という情報を聞きつけ、ご協力をお願いしたところ快く引き受けてくださいました。
お店の方と当院の管理栄養士が相談して完成したプレートランチがこちらです。
メニューは、豆腐グラタン・鶏肉のレモン焼き・野菜のキッシュ・ポテトサラダ・煮卵・蒸し玉ねぎもろみソースかけ・彩り野菜サラダ・スープ・ごはん です。いろんな種類のおかずがあり彩り鮮やかで、見た目にも食欲がそそられます。
普段外食では丼ものや麺類などが多くなりませんか?それらのメニューの特徴は、①エネルギー量や主食の量が多いこと②油分が多いこと③野菜の量が少ないこと④塩分や砂糖の摂りすぎになることが挙げられます。そこで、外食との上手な付き合い方を紹介します。
1.目安のカロリーを覚える。よく食べるものの1単位(80kcal)の目安を覚えましょう。
2.外食を基準に3食バランスよく。不足しがちな野菜は家庭の食事で補いましょう。
3.上手な残し方を覚える。初めに自分が食べられるだけの量を決めましょう。
4.油や砂糖の量に注意。外食は味付けが濃いので使われる調味料の量が多くなります。
5.アルコール飲料には注意。お酒とおつまみが血糖値の悪化に繋がることもあります。
今回のメニューにも使われていた、レモンやカレー粉などで風味を足すことで、調味料を使いすぎるのを防ぐことができます。
食事会では、今日のメニューの中でどの料理や食材に塩分が多く含まれているか考えてもらったり、クイズを出題して塩分や糖質やカロリーが多いのはどちらの料理か当ててもらったりしました。
参加してくださったみなさんに配布したリーフレットには、おすすめの減塩レシピをいくつか紹介させていただきました。
今回はアップルスパイスさんのご協力のおかげで、みなさんと一緒に外食について考える貴重な機会となりました。 通常のランチプレートのメニューは日替わりで提供されています。
今年度の夏のオレンジ食事会は1回のみの開催となります、ご了承ください。