立秋とは名ばかりの暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。今年の夏は全国で最高気温が更新されるなど、とりわけ暑さが厳しかったので、夏の疲れを感じている方もおられるのではないでしょうか・・・。でも秋はもうすぐそこまで近づいています!季節の変わり目に風邪などひかれませんよう健やかにお過ごしくださいね。さて、今月は【なすと豚肉のさっぱりポン酢炒め】をご紹介します。
材料(2~3人分)
- ナス 2本
- 豚ばら肉 200g
- ごま油 小さじ2杯
- 塩コショウ 少々
- ポン酢 大さじ2杯
- お好みで 万能ねぎ いりゴマ 七味唐辛子
作り方
①豚バラ肉は食べやすい大きさに切ります。
②なすは5cm程度の長さに切ってから8等分にし、10分程度水にさらしたあと、水気をふき取っておきます。
③フライパンにごま油を熱して、まずは豚バラ肉を炒めます。軽く塩コショウをして、お肉に火が通ったら、なすを加えます。(火の通りが悪いときは少し蓋をして蒸し焼きにすると良い)
④なすがやわらかくなったら、余分な油世水分をペーパータオルでふき取り、ポン酢をフライパンに回し入れ、炒め合わせます。
⑤最後に皿に盛り、お好みで万能ねぎ、いりゴマ、七味唐辛子を散らして完成です。
秋の味覚 『なす』のお話
「秋なすは嫁に食わすな」は、お姑さんの意地悪?優しさ?
「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがあるほど秋なすは昔から“美味しいもの”とされています。秋になって昼夜の温度差が大きくなると、なすの果肉が引き締まり、より一層おいしくなりますが、そんな旬の美味しいなすを『嫁には食べさせるまい』という、姑のちょっと意地悪な気持ちを表した言葉であるという説と、なすは体を冷やす作用があるので、子宝に恵まれなくなることを心配した姑の優しさを表した言葉であるという、ふたつ説があるようです・・・・。
なすの栄養
なすの大部分は水分でわずかにビタミンとミネラルを含む程度。しかし皮の紫色の成分であるナスニンは優秀なポリフェノールの仲間で、活性酵素の働きを抑える効果があり、老化防止やガン予防によいと言われています。また、ナスニンは眼の網膜に働きかけ、眼精疲労の回復にも役立つと言われています。なのでナスニンを摂取するには、茄子を皮ごと食べることが出来る料理が効果的です。
今回ご紹介したレシピはエフエムふくやま(77.7MHz)9月10日(火)19:00~放送のブックアンソロジー【菜摘子先生のオレンジ通信☆】でもご紹介しますので、ぜひそちらもお聞きください。