大石病院通信

広島県福山市川口町の大石病院です

オレンジ通信 2020年2月号

 

 

厳しい寒さがまだまだ続きますが体調にお変わりはないでしょうか。

庭の梅の木にもやっと蕾ができ始めました。春が来るのが待ち遠しいですね。

さて、今月のレシピは・・・

 

“白ねぎの牛肉巻き”

             f:id:oishi-hp:20200207172431p:plain

 [材料] 2人分

  • 白ネギ           1本
  • 牛肉            200g程度
  • サラダ油          適量
  • オイスターソース(A)  大さじ2
  • 酒(A)         大さじ1

 

 

 

 [作り方]

①白ねぎは5cm程度のぶつ切りにし、肉の枚数分準備する。

②牛肉を広げ、白ねぎをしっかりと巻き、巻き終わりを手で押さえる。

③フライパンにサラダ油を熱し、②の巻き終わりを下にして入れ、

    ふたをして1~2分焼く。

④弱火でときどき転がしながら8~10分焼く。

⑤余分な脂をふき取り、混ぜ合わせた(A)を加え、煮からめて 出来あがり。

 

  ☆粉をつけないので、巻き終わりは手でしっかり押さえてください

 

                                                                                            f:id:oishi-hp:20200207172836p:plain

-白ねぎと青ねぎ-

白ねぎは土をかぶせて日光に当たらないように育てることで、

白い部分が多くなり、甘みがでます。煮込み料理や焼き鳥に向いています。

青ねぎは土を盛らずに育てることで緑の部分が多くなるように育てられています。

白ねぎは淡色野菜、青ねぎは緑黄色野菜に分類されています。

 

-白ねぎの栄養-

アリシン:ネギの独特な辛味や臭いのもととなる成分です。

                  血液循環をよくし、身体を温めたり、発汗を促進したりします。

ビタミンC:抗酸化作用という余分な活性酸素を抑える役割を果たします。

β-カロテン:ネギの青い部分に多く含まれています。体内でビタミンAに

                     変換されて、皮膚や粘膜を保護するはたらきを持っています。

ネギオール:ネギの白い部分に多く含まれる特有の成分です。殺菌作用が あり、

      菌やウイルスのはたらきを抑制する効果があるといわれています。

 

-緑黄色野菜と淡色野菜とは-

  緑黄色野菜

 見た目の色合いが濃い野菜で、カロテンを多く含んでいるという特性があります。

 食べられる部分100g中にカロテンが600μg(マイクログラム)以上

含まれているものが、緑黄色野菜とされています。

f:id:oishi-hp:20200207173045p:plain

 淡色野菜

見た目は色合いが薄い野菜で、水分や食物繊維の量が緑黄色野菜よりも多いという

特性があります。基本的に緑黄色野菜よりも栄養価は低い傾向にありますが、

緑黄色野菜よりも量を食べやすく、食物繊維を多く摂取できるというメリットが

あります。

f:id:oishi-hp:20200207173216p:plain